

【脳外科】脳卒中予防 動脈の狭窄・瘤を治療[読売新聞]
くも膜下出血や脳梗塞などは死ぬ場合もあるし、重大な副作用を残すこともあります。そう考えればリスクを早期に発見しなおしていくということが今後の医療のスタイルになるでしょうね。がんは、ある程度早期発見早期治療の必要性が社会的に認識されていますが、脳血管疾患は、「脳ドック」という言葉がやっと出てきた程度という印象があります。3大死因の一つですし、介護にかかる社会的な負担も莫大です。今後の重点課題ですね。
【タバコ】たばこ増税に踏み込む?「自民党税調」議論開始[読売新聞]
なぜタバコが売られているのか理解に苦しみますが税収の確保という本来の理由とは違えど結果的に喫煙者が減少すればそれは社会的に非常に意義のあることです。先日ある講演を聞いてきたのですが、椎間板ヘルニアも喫煙との関連があるようです。血流障害(これは、すべての臓器で起こります)やせきをしたときの一時的な椎間板への負担でしょうか?理由はよくわからないようですが・・・。
【感染】採血器具、長野県内182施設で使い回し[信濃毎日新聞]
針は変えているのに使いまわし・・・その報道のされ方に疑問を感じます。今までどのタイプかわからなかったのですがこのサイトは、写真が載っています。私は、見たことは無いのですがニュースを見る限り相当普及しているようですね。メーカー側の対応も必要なのかなぁと思いますが、今のところ説明はありませんよね?まあ、直接血液の付着は無く周りをアルコールで消毒すれば大丈夫だと思います。おそらく最初の報道と最近の報道では趣旨が変わってきているのだと思いますがどう思いますか?
♪♪♪
このブログは、看護どっと合言葉
http://kango.aikotoba.jp/ に登録されています
♪♪♪


【7月1日(火)】
【移植】腎移植に拒絶反応抑える新手法 女子医大と順大、実施へ[朝日新聞]
今まで移植医療には関わったlことが無いのですが記事を読む限り拒絶反応というのは、非常に大きな問題のようですね。確かに「免疫抑止剤」を飲んでしまえば文字通り免疫が抑制されます。免疫なしにはばい菌だらけのこの世の中を生きていくのは困難になります。もし、今回の研究が成功すれば多くの方が助かるでしょう。それにしても腎臓移植の10年後の機能率が20%というのは驚きました。また、免疫抑制剤の副作用で動脈硬化というのも意外でした。それら乗りう超えようとする研究者の皆さんには脱帽ですね・・・。
【看護】日本開業看護師会が「発会記念シンポジウム」[CBニュース]
この会、面白そうじゃないですか?どんな話をするのか行ってみたいです。東京での開催とのことですからお時間の許す方、ぜひ足を運んで感想を教えてください。かかりつけの看護師・・・魅力的な言葉ですね。やり方にもよりますが、間違えなければ必ず社会にとって必要なシステムになると思います。
【医療】大腸がん:手術の入院短縮に成功--静岡の6病院[毎日新聞]
すばらしいですね。日本の健康保険制度は、「どこでも同じ医療が受けられる」という大前提の元に保険点数が決められていますが、決めるべきは保険点数ではなく内容であったといまさらながら感じます。本来は、厚労省が決めるべきことのような気がしますが、それを静岡の地域連携で作ってしまったというのは画期的なことです。ぜひこの取り組みが日本全国で進むといいですね。おそらくクリニカルパスでしょうが、個人的には入手したいです・・・。
♪♪♪
このブログは、看護どっと合言葉
http://kango.aikotoba.jp/ に登録されています
♪♪♪


【看護】潜在看護師の復職サポート、子育て卒業の女性ら対象に[読売新聞]
看護師を一人育てるのに500万くらいかかるでしょうか?そう考えれば次から次へと看護師を育てるより、すでにライセンスを持っている看護師の再就職を支援したほうがはるかにコストパフォーマンスにすいぐれています。それより、あれだけ苦労して実習してきたのに「結婚してはいさよなら」では、寂しすぎますね・・・。もっともそうしたくなる現実もあるのでしょうけど・・・。復職のサポートならびに子育てをしながらでもゆとりを持って働ける環境を作ってほしいですね。
【泌尿器】人口尿道括約筋 失禁改善 外出も気軽に [読売新聞]
これはすごいですね。記事には、術後の尿失禁は1%と書いてありますが、実際にはもっとおられるような気がします。確かに尿失禁は大きな問題です。それで日常生活が妨げられてしまったのでは「手術は成功」と手放しでは喜べないでしょう。まだ、実施できる施設は少ないようですが今後どんどん広まるといいですね。
【心臓】電流抑え体の負担軽減 『心筋用パッド』開発[中日新聞]
術後の心房細動に対するアプローチを提案する電極ですね・・・。心臓術後の心房細動・・・そんなに多いという印象はありませんが1ヶ月で無くなるというのは、わざわざ電極をはずす手術をしなくてもいいわけですから負担が少なくていいですね。体外から除細動するよりはるかに電気は弱くてすみますし、よけないところに電気を長さ無くてすみます。将来的には、心臓の手術の後に、ルーチンで入れることになるのでしょうかね・・・。
♪♪♪
このブログは、看護どっと合言葉
http://kango.aikotoba.jp/ に登録されています
♪♪♪


【医療】「終末期相談支援料」3か月で凍結[読売新聞]
これは、メディアの責任だと思います。まあ、厚労省のアナウンス不足も否めないと思いますが医師が1時間面談して2000円ははっきり言って赤字です。1時間あれば相当の業務をこなすことができます。ただ、終末期に患者さんもしくはその御家族が治療方針を決定するにはそれくらいの時間を要することもあるでしょう。それを、まるで医者個人が2000円がほしいために、また必要な医療を行わないために話をしているわけではありません。儲けようとするなら、有無を言わさず治療をしたほうが儲かります。でも、終末期は治療してもよい結果は得られない。であるなら、治療をしないという選択もあるということを患者さんに話す。そのほうが本人も楽だし、経済的負担も減るわけです。その説明に2000円は安いでしょう。もっとも、患者さんが実際に支払うのは3割程度となりますがね・・・。せっかくの制度を上手に使えなくて非常に憤りを感じます。
【看護】「潜在看護師」開業支援の民間団体発足へ[読売新聞]
病院にも人は足りない状況ですが、訪問看護も足りないようですね。今後、看護師の業務範囲が拡大すればこの需要は増えると思い増す。非常に面白い分野になりますね。今も、そしてこれからも最大の問題は、医師との連携でしょう。理解してくれる医師がサポート体制を取ってくれるかどうか、その辺も支援の範疇に入れていただきたいですね。
【社会】健康づくりに「生活検定」 食の知識など問う[朝日新聞]
いいですね、これ。社会が成熟するというのはこういうことだと思います。さらに言うなら、1級の人は保険料が安くなるとかあるとさらに人気が出るでしょうね。保険屋さんも、お客さんには病気になってもらわないほうが保険料を払わなくてすむので悪い話ではないと思います。病気は、予防しましょう。
♪♪♪
このブログは、看護どっと合言葉
http://kango.aikotoba.jp/ に登録されています
♪♪♪


【リハビリ】脳卒中 リハビリの力 ♪音が出ます♪[読売新聞]
読売新聞の医療ルネサンスのテレビ版です。脳梗塞は、tーPAの出現により劇的によくなる人も出て来ました。ただ、全員に使えるわけではありません。むしろ使えない人のほうが多いわけです。そうするとほとんどの人が「麻痺」というシビアな問題が残されるのです。しかし、まだ手はある。それがリハビリです。毎日見ているとあまり変わらないようにも見えますが、しっかりと評価するとよくなっています。問題は、やり方ですね。脳卒中リハビリテーション看護も今後認定分野に加えられるようです。リハビリ、力を入れたいですね。
http://www.nurse.or.jp/nursing/qualification/nintei/knowhow.html
【社会】「国内で心臓移植に成功」[中国新聞]
外国で心臓移植をするために何千万という話を聞きます。移植は、いつ心臓が手に入るかわかりません。他人の不幸を心待ちにしなければいけない非常に酷な時期を過ごさなければなりません。その待機費用も含まれるのでしょう・・・。不慮の事故などによる脳死は、残念ながら一定の割合で発生してしまいます。これは、自動車がなくなるなど環境が大幅に変わらない限り減少はしません。ただ、国内での臓器移植は、多くのメリットがあるわけです。まだ日本は、ハードルが高いようですが、移植がニュースにならない日が一日も早く来るといいですね・・・。
【精神科】そううつ病の薬、脳神経再生促す効果・生理研が発見[日経ネット]
脳神経は基本的に再生しないと認識していましたが、そううつの薬は、再生を促すそうですね・・・。一生懸命ゾロ薬品を販売する努力を新薬の開発に使えればいいのですが、まあ現実そうは行かないのでしょう・・・。ただ、今まであまり注目されていなかった副効用(本来の作用目的ではないが、メリットであるもの)を探すというのは、大事なことかもしれませんね。ワルファリンの力を作用を増強させるパラミジンや高圧薬から生まれたバイアグラなどがいい例でしょう。
♪♪♪
このブログは、看護どっと合言葉
http://kango.aikotoba.jp/ に登録されています
♪♪♪