

【救急】3看護師、お手柄! 買い物中、心肺停止の女性救命[中日新聞]
「命」を救えたという達成感ほど何物にも変えがたいものだと思います。昨日は、看護の日でしたが念に一回のイベントを注目してもらうより、当たり前の日常を当たり前に報道してもらったほうがありがたいですね。早期のCPR、除細動そして薬剤投与と全てがうまく言ったようです。日ごろの訓練の賜物です。私も交通事故で全身血だらけの親子の第一発見者になったことがあります。我々のスキルは、日常では極めてお役に立てるスキルです。自信を持って行きましょう。
【産科】不妊治療 初めは「タイミング法」[読売新聞]
子供がほしくても妊娠しない・・・いわゆる不妊ですが近年では大きな進歩が見られているようですね。大昔は、全て女性の性にされていた時代もありましたが原因は、男女比1:1だそうです。ただ、治療やアドバイスで妊娠が可能な例は決して少なくないのであきらめず頑張って欲しいです。そう考えると最近の殺人事件や児童虐待は耐えがたい苦痛ですね。
【精神】抗うつ剤:「SSRI実態把握を」医薬品監視機関が要望[毎日新聞]
選択的セロトニン再取り込み薬(デプロメールなど)が安易に使われているということに関して実態把握が必要とことだそうです。連日のように硫化水素の自殺が報道され、凶悪事件の犯人は口を揃えて「死刑にして欲しい」と供述している。明らかに社会がねじれているように感じます。夜間の救急も自殺未遂や過量薬物は後を絶ちません。社会がもっと注目すべき問題ですね。
【社会】がん対策「やる気」に地域格差 7府県で未策定[朝日新聞]
「長生きされると困る」のでしょうか?がんは、一次予防や二次予防をしっかりすることで多くの命を助けることができます。そして早期発見、早期治療が大切なのは医療従事者ではくとも予測は難しくないことです。にもかかわらず全く対応策を立てないというのは理解に苦しみます。人間は、生きてこそ経済効果を生み出すと思います。お金を使わずに生きてはいけませんからね。どうにか経済と生命が同じレベルで考えて欲しいのですがねぇ。
【社会】メタボ無料指導、市町村の85%…財政難に追い打ち[朝日新聞]
メタボ健診ですが実施率が低いとペナルティが課せられるのですね。私は、メタボ体型ではありませんが年を重ねるにつれ明らかに代謝が悪くなってきたことを感じます。つまり、確実にメタボの階段を上っています。一人ひとりがそのことを意識して自治体の補助がなくとも実行していかねばなりませんね。
【社会】ヒツジの体内でサルの細胞作製、移植用臓器「工場」へ一歩[読売新聞]
未来の話をしているようですが「人間のスペア」は、確実にその日を迎えつつあるようです。羊も「命」です。我々が食事のために牛を食べるのとは意味合いが違います。難し世の中になってきましたね・・・。
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【併用禁】
1 カルシウム注射剤(カルチコール注射液等、アスパラCA注射液など)
*静脈注射により急激に血中カルシウム濃度が上昇すると、毒性が急激に出現する
ことがあります。カルシウム値の補正に用いる場合などは低濃度で寛じ緩除に投与する
など注意すること。
*ジギタリス剤の催不整脈作用は心筋細胞内カルシウム濃度に依存すると考えられています。急激にカルシウム濃度を上昇させるような使用法は避けること。
*カルシウムは強心配糖体の心筋収縮力を増強させます。
2 塩化スキサメトニウム(サクシンなど)
*重篤な不整脈及び心停止を起こすおそれがある。
*血中カリウム増加作用またはカテコールアミンの放出が原因と考えられる。
【併用注意】
併用に注意する薬品はいくつかありますが、その中からPICK UPしました。
詳しくは薬剤添付情報を参照して下さい。
〈ジゴキシンの作用を増強する薬剤〉
1 カリウム排泄型利尿剤 (商 フルイトラン ベハイド ラシックスなど)
(カリウム排泄促進作用による低カリウム血症により、心筋収縮力増強と不整脈を
起こすおそれがあります。)
2 解熱、鎮痛、消炎剤 インドメタシン ジクロフェナク(商 ボルタレン)
(本剤の腎排泄が抑制され、血中濃度が上昇するとの報告があります。
臨床で使用頻度が高い薬剤なので併用する際は注意が必要
です。)
3 不整脈用剤 アミオダロン キニジン ピルメノールなど
(腎排泄が抑制されることによる血中濃度の上昇、相互作用による刺激伝導抑制が
あらわれることがある。これらも併用の可能性が高い薬品です。
不整脈用剤は不整脈を抑える働きがある一方、投与によって引き起こしてしまうこともあります。)
〈ジゴキシンの作用を減弱する薬剤〉
1 甲状腺製剤 レボチロキシンなど
(甲状腺機能低下の改善に伴い、血中濃度が低下する。)
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青柳智和
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【使用上の注意】
1 次の患者には特に慎重に投与すること。
(1) 急性心筋梗塞の患者⇒心筋収縮力の増強により、心筋虚血を悪化させる
おそれがある。(心筋梗塞発症の早期では不整脈が発生しやすくなって
いることもあり、投与後の観察は充分に行う必要があります。)
(2) 心室性期外収縮のある患者⇒中毒が発現した場合鑑別できないおそれがある。
(投与前の心電図との比較は重要です。)
(3) 心膜炎、肺性心、、電解質異常(低カリウム血症、高カルシウム血症、
低マグネシウム血症等)のある患者⇒少量で中毒を起こしやすい。
(心膜炎、肺性心により心不全をおこしている場合に投与されます。
心機能が低下していますので、注意が必要です。低カリウム血症の場合房室、
ブロックを薬剤の投与により助長させ、心室の自動能が高まるため
心室性期外収縮を引き起こします。高カルシウム血症の場合、
カルシウムは強心配糖体の心筋収縮力を増強させるためQ-T時間*注3の
短縮がみられます。)注3⇒心室収縮期
(4) WPW症候群のある患者⇒副伝導路の伝導速度を速め、不整脈が憎悪する
おそれがある。(150~250/分の頻拍発作を助長させます。)
(5) 腎疾患のある患者⇒薬剤の排泄が遅延し、中毒を起こすおそれがある。
(腎排泄を主経路とするため、腎機能が低下している中毒を引きおこしやすく
なります。)
(6) 血液透析を受けている患者⇒本剤の排泄が遅延する。
また、透析により血清カリウム値が低下する可能性があるため、中毒を起こす
おそれがある。(低カリウムの状態であると、副作用が増強します。)
(7) 甲状腺機能低下症のある患者
⇒本剤の血中濃度が高くなることが報告されており、本剤の作用が増強し
中毒を起こすことがある。(血清カルシウムの低下はてテタニー*注4として
知られるように筋収縮が正常に行われません。
結果、除脈を助長させることになります。
注4⇒血清カルシウム値が4mEq/L以下となると末梢神経の興奮が高まり、
筋の痙攣がおきる。四肢のけいれん、しびれ感。正常値4.5~5.5mEq/L
(8) 甲状腺機能亢進症のある患者⇒本剤の血中濃度が低くなることが
報告されており、本剤の作用が現弱し大量投与を要することがある。
(甲状腺ホルモンの過剰により高カルシウム血症の状態であると、カルシウムは
強心配糖体の心筋収縮力がまします。過剰投与によりジギタリス中毒を
おこしやすくなります。)
(9) 高齢者⇒一般に生理機能が低下していることが多く、副作用が現れやすい。
2 重要な基本的注意
(1) 投与する場合には観察を十分に行い、過去2~3週間以内にジギタリス製剤、
その他の強心配糖体が投与されていないか確認した上で慎重に投与量を決定する。
(ジギタリス製剤が、他院から処方されているのを知らずに重複して内服して
いたなんてことがないように開始する前に必ず確認することが大切です。
ジギトキシンの場合、消失半減期は正常人で約4~6日とされています。)
(2) 至適投与量は患者により個人差があるので、少量から投与を開始し、
観察を行いながら投与量を調節すること。
(データーによるとメチルジゴキシン〈商〉ラニラピッドは1時間で血中濃度が
最高値(ジゴキシンの約2倍の濃度)にあがります。ジゴキシンは約2時間で
最高値にあがります。
薬によっても違いがあることを頭に入れておくことも大切ですね。)
ジギタリス 3 へ続く
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【薬品名】
ジギタリス製剤(ジギトキシン、ジゴキシン、メチルジゴキシンなど)
【代表的な商品名】
(劇)ジギトキシン、ジゴキシン、ハーフジゴキシン、ジゴシン、ラニラピッド
<室温保存〉
【用量】
内服
ジギトキシン 0.05~0.1mg/日 ジゴキシン 0.25~0.5mg/日
ラニラピッド 0.1~0.2mg/日
(開始時は急速飽和療法で過量に投与するため、開始初期より維持療法で
内服開始となることが多い。上記は維持療法での投与量です。)
注射
ジゴシン 0.25mg/ml IVで使用しますが、小児の場合Imでの指示の
場合もあります。
【特徴】
1心筋収縮力を強める。
2刺激伝導系の不応期(*注1)や刺激の伝導性を変える。
(ジギタリス剤は房室結節に対し、同時にまったく異なった2つの作用をします。
不応期を延長させて房室ブロックをおこす。
房室結節の自動能(刺激の発生能)を高める。)
注1⇒不応期とは、一つの刺激が心筋に伝わったあとに、次の刺激が来てもそれに
反応しない一定の期間をいう。
【適応症】
1 次の疾患に基づくうっ血性心不全(肺水腫、心臓喘息などを含む。)
⇒先天性心疾患、弁膜疾患、高血圧症、虚血性心疾患(心筋梗塞、狭心症など)、
肺性心(肺血栓・塞栓症・肺気腫・肺繊維症等によるもの)、その他の心疾患
(心膜炎、心筋疾患等)腎疾患、甲状腺機能亢進症並びに低下症等
*心不全とは病名ではなく病態です。
さまざまな病気が心不全という病態を引き起こしますが、特に心疾患、
肺疾患による急性期に使用されます。
2 心房細動・粗動による頻脈、発作性上室性頻拍
*心房細動・粗動では正常な心房収縮が欠如するため心室充満も影響を受け、
心拍 出量が20~30%減少してしまい、心不全憎悪の原因となります。
慢性的な心房細動の場合、内服治療は重要な部分を占めます。
【禁忌】次の患者には投与しないこと。
1 房室ブロック、洞房ブロックのある患者⇒刺激伝導系を抑制し、伝導の遅延を
もたらし、これらを悪化させることがあります。
2 ジギタリス中毒のある患者⇒中毒症状が憎悪します。
3 閉塞性心筋疾患(特発性肥大性大動脈弁下狭窄等)のある患者⇒心収縮力の
増強により、左室流出路の閉塞を悪化させることがあります。
4 薬剤の成分またはジギタリス剤に対し過敏症(*注2)の既往歴のある患者
注2⇒内服により発疹、蕁麻疹、紫斑、浮腫などの症状がでることがあります。
ジギタリス2へ続く
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青柳智和
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