

【併用禁】
1 カルシウム注射剤(カルチコール注射液等、アスパラCA注射液など)
*静脈注射により急激に血中カルシウム濃度が上昇すると、毒性が急激に出現する
ことがあります。カルシウム値の補正に用いる場合などは低濃度で寛じ緩除に投与する
など注意すること。
*ジギタリス剤の催不整脈作用は心筋細胞内カルシウム濃度に依存すると考えられています。急激にカルシウム濃度を上昇させるような使用法は避けること。
*カルシウムは強心配糖体の心筋収縮力を増強させます。
2 塩化スキサメトニウム(サクシンなど)
*重篤な不整脈及び心停止を起こすおそれがある。
*血中カリウム増加作用またはカテコールアミンの放出が原因と考えられる。
【併用注意】
併用に注意する薬品はいくつかありますが、その中からPICK UPしました。
詳しくは薬剤添付情報を参照して下さい。
〈ジゴキシンの作用を増強する薬剤〉
1 カリウム排泄型利尿剤 (商 フルイトラン ベハイド ラシックスなど)
(カリウム排泄促進作用による低カリウム血症により、心筋収縮力増強と不整脈を
起こすおそれがあります。)
2 解熱、鎮痛、消炎剤 インドメタシン ジクロフェナク(商 ボルタレン)
(本剤の腎排泄が抑制され、血中濃度が上昇するとの報告があります。
臨床で使用頻度が高い薬剤なので併用する際は注意が必要
です。)
3 不整脈用剤 アミオダロン キニジン ピルメノールなど
(腎排泄が抑制されることによる血中濃度の上昇、相互作用による刺激伝導抑制が
あらわれることがある。これらも併用の可能性が高い薬品です。
不整脈用剤は不整脈を抑える働きがある一方、投与によって引き起こしてしまうこともあります。)
〈ジゴキシンの作用を減弱する薬剤〉
1 甲状腺製剤 レボチロキシンなど
(甲状腺機能低下の改善に伴い、血中濃度が低下する。)
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株式会社 ひとりガウン
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青柳智和
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