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2008/11/04 (Tue)
【11月04日(火)】
【医療】八尾の呼吸器外し:元看護師らに罰金 東大阪簡裁が略式命令 /大阪[毎日新聞]

以前にも配信しました体位変換時に呼吸器をつ忘れたという事故ですね。罰金ですから裁判の判決によって遺族に支払うわけではありませんので人の命の代償としては額は小さい気もします。すべてとは言いませんが、医療事故のほとんどが「確認不足」と言えると思います。個人個人は、常に「行ったことの確認」、そして組織はフォローとしての「行ったことの確認」ができればおのずとダブルチェックになります。特にリーダーは、スタッフにお願いしたことが的確に実行できているかどうかを確認する必要があります。この確認作業と言うのは地味で面白くない仕事です。しかし、「超」重要です。今週は「確認」をキーワードに意識して仕事をしてみませんか?

【産科】出産費支払い不要、一時金は直接病院へ…政府方針[読売新聞]

出産費の不払いが何億にもなっている病院もあると聞きます。確かに一時金が出るので個人の負担としてはかなり少ないものになりますが、それを病院に支払いがされなければ病院は、当然経営は成り立ちません。健康保険ではないので、病院の収入はゼロ、それどころか人件費を含め、かかった経費はすべて赤字です。公的であるにしろないにしろ、かなりの痛手でしょう。学校給食費の不払いなどもそうですが、親としての最初の責任でしょう。で、政府が方針転換して一時金を病院へ・・・その方が絶対にいいでしょうねぇ・・・。たぶんカットできる手間も相当あるはずです。病院も家族も助かるでしょう。こういった無駄をどんどんなくしてほしいですね。

【医学】東北大病院助教、論文引き写し 専門誌に寄稿、厳重注意[新聞朝日]

あり得ない話ですが(助教レベルの話としては)、それを見つけた専門誌「胆と膵」のスタッフにはアッパレですね。まあ、スタッフが見つけたのか査読をしている専門家が見つけたのかはわかりませんが、かなり信頼できる専門誌であることがわかります。かつ、こういったことをきちんと指摘し、不正をただすことが結果的にそのコミュニティの浄化になります。どういった立場でもおかしな部分があればそれらを指定していけるような関係にあればお互いが成長するでしょう。論文を引き写した医師もまあ、おとがめのレベルとみると期待されている方なのではないかと思います。腐らずに頑張ってほしいですね。


☆☆☆看護師のためのセミナー集めました☆☆☆
http://kango.aikotoba.jp/oyakudachi/seminar_nurse.html
全国の看護師のためのセミナーを集めました。まあ、すべてではありませんがそれなりに役に立つと思います。もし、アナウンスしたいセミナーなどがありましたらご連絡いただければ登録させていただきます。
(ページ一番下よりご連絡ください)ぜひ、ご活用ください。


【産科】お産実習機会減少 養成に課題[読売新聞]

帝王切開の増加と言うのは気になりますねぇ・・・。まあ、安全第一と言うことなのかもしれませんが・・・。事実、周産期の死亡率は世界でもっと低く、もっとも安全と言えるわけですが・・・。

【感染】白癬菌 格闘技で頭に感染も[読売新聞]

はぁ・・・なるほど!まあ、白癬菌は治らない感染症ではありません。協会がきちんと認識してしかるべき対応をとれば大丈夫でしょう。しかし、菌の生きる力というのはすごいですね。格闘家は要チェックです。

【医療】がんの不安と悩み相談室[朝日新聞]

キャンペーンの紹介です。患者力をあげるということは大きな一歩です。ぜひ、さまざまな方にご紹介ください。

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2008/10/29 (Wed)
【10月29日(水)】
【がん】肝臓がん細胞光らせ手術、取り残し防ぐ新手法開発[朝日新聞]

肺がんや大腸がんには使えないとありますが素晴らしい技術ですね。肝臓がんを今までとり残していたという事実をどうにか打開しようと必死で考えていたのでしょう。医学を進化させるモチベーションにはいろいろあると思います。自己実現かもしれません。しかし、その根底には「患者さんのために」と言う気持ちが必ずあるはずです。外科医として手術で根治させることができなかったことが悔しかったのでしょうね。そう考えれば我々も妥協していることが多いことに気が付きます。現状に問題はたくさんありますが、医療従事者になろうと思ったことを思い出し、あきらめずに解決していきたいですね。

【医療事故】特養でやけど 92歳死亡[新聞読売]

以前にも同じ事故がありました。これも決まったこと「患者さんをお湯に入れる前に必ず確認する」と言うことを守っていれば完全に防げたものです。人間は完ぺきではありません。そのためにマニュアルがあるわけですが、どんなに優れたマニュアルでもそれを実行しなければ意味はありません。そしてそれがなぜ実行されないかと言えば・・・残念ながらそれはその組織に「あまえ」があります。医療従事者は、「そう簡単にはつぶれないだろう」という甘えや金銭的にシビアでなくても大丈夫という甘えがあります。まあ、多忙と言う背景もあるのですが非常に厳しい職場と言う反面、非常に緩いという側面も持っています。そのことを自覚しなければなりません。

【看護】産科医不足で「院内助産」[読売新聞]

素晴らしいアイデアですね。この病院の助産師さん達が「自分たちで現状を打開しよう」と始まったかどうかはわかりませんがそれでも強い自覚と決心が感じられます。医師や病院の幹部がそれを認めたことも素晴らしいことだと思いますが、少なくとも助産師さん達に任せた大丈夫だろうという信頼があったのでしょう。今後、医師とのコミュニケーションや妊婦さんやその家族の理解がどの程度あるかで今後の方向性が決まって来ると思います。いろいろあると思いますが頑張って乗り切って「私も助産師になろう」と思えるような形を作ってほしいですね。頑張れ!
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2008/10/28 (Tue)
【10月28日(火)】
【医療】アスピリンや抗酸化物質には心臓発作などの一次予防効果なし[Dr.赤ひげ]

心筋梗塞や脳梗塞を起こした後はたぶんほとんどの方がアスピリンを飲んでいると思います。2剤併用の場合もあると思いますが、片方はおそらくアスピリンです。その理由は圧倒的に安いからです。もともと抗凝固療法を目的として作られたわけではなく風邪薬で容量を少なく飲むことで抗凝固という効果が見つかったからです。薬屋さん泣かせの薬でもありますね(たぶん)。で、安くていい薬なのでリスクの高い人に飲ませればいいと思われがちですが、意味がないという研究結果が出ましたね。出血と言う困った副作用がありますから、今後臨床でどのように判断されていくか注目です。

【疾患】しみる陰部 パジェット病[読売新聞]

パジェット病・・・おそらく皮膚科で勤務したことがない人にはあまり聞き覚えがないのではないかと思います。私は、地方の500床の病院の皮膚科と手術室でパジェットの周手術期を経験しましたが、初めて見たときは「こんな病気があるんだぁ」と驚きました。数は決して多くはないと思いますが年間に10人くらいはいたと思いますので全国で見るとそれなりの患者さんがいるものと思います。記事にもありますように最初は別な病気と勘違いして初期に外来に来ることが遅れるという特徴があるようです。看護師は多くの病気を知っている必要があります。これを機会に「パジェット」にも少し興味を持ってみてください。

【社会】生活見直し 心臓守る 医療ルネサンス山形フォーラム[読売新聞]

一般方は、心臓やその病気そして治療法、予防法について知識を得る機会があまりありません。テレビはそれなりに分かりやすいと思いますがそれでも、予備知識を持っている我々と一般の方では差があります。おそらく本を読んでも本質をとらえることはできないでしょう(我々が教科書を読んだだけではわからないように・・・)。そう考えると実際に臨床を行っている医師が講演会を開いてかつ、質問を受け付けてくれるというのは非常に有意義なことであるといいえます。多くの病気は予防が可能です。もっと医療に興味を持ってほしいですね。

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2008/10/27 (Mon)
【10月27日(月)】
【社会】「笑いは百薬の長」医師・看護師がコント[読売新聞]

病院の役割、病気の本質をとらえた非常によい試みだと思います。誰だって病気になるのはいやだし入院なんてしたくありません。でも、愉快に過ごしたいに決まっています。そして、「笑い」は糖尿病においても実際に血糖を下げる効果もあるという報告もあったように必要なものです。しかし、その余裕がありません。この場合の余裕は、時間ではなく心でしょうね。さあ、今日は月曜日、患者さんに笑われることなく笑わせることができる一日にしましょう。

【救急】食べ物で窒息死71人、2年間で2443人救急搬送 東京消防庁[日経新聞]

窒息死は、がんや心臓病、脳卒中とはまた違い、「突然」やってきます。予防できないわけでもないのでしょうが実際には予防できていません。大丈夫と思ってしまうのでしょう・・・。しかし、「モチ」は十分わかりますが「パン」は最近でこそ話題になっていますがあまり認知されていなかったのではないかと思います。病院でも、週に1日くらいはパンの日があるのではないかと思います。今後、パンが窒息の高リスク商品として認知されるかもしれません。十分注意しましょう。

【社会】60年で赤ちゃん6千人、ベテラン助産師「卒業」 高松[朝日新聞]

すごい!今後少子高齢化を迎えこれだけ子供が生まれる時代はやってきません。そう考えると認定は難しいんかもしれませんがギネス記録ではないでしょうか?お産は決して病気ではないにしても命の危険を伴います。当然、我々には計り知れない責任感や重圧もあるでしょう。それを6000人・・・ただただ尊敬するばかりです。たぶん、引退されてもゆっくりされないタイプの方だと思いますが、忙しかったよき時代を思い出し、自分の取り上げた子供が巣立っていくのを楽しみにしてもらいたいですね。

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2008/10/23 (Thu)
【10月23日(木)】
【社会】順天堂、慈恵医科大、慶応…大病院が次々拒否 妊婦死亡[朝日新聞]

この辺ももともとはメディアが悪いんじゃないかという気もします。医療に完璧はなく、医者も神ではない。同じ人間です。次々に廃業縮小する産婦人科業界(業界っていいっていいのか?)のあおりを食っているのが一番は患者さんであっても2番目は、今生き残っている産婦人科だと思う。今回は、妊婦さんではあったけど脳出血です。この場合、産婦人科のベットは埋まっていたのかもしれないけど、脳神経外科の病棟は空いていたかもしれない。救命センターだって空いていたかもしれない。つまり、情報がうまく回らなかったことと「妊婦」と言うだけでかなり敷居が高くなってしまったと思う。病院の名前を出して「拒否」と書くのはあまりにもひどい気がする・・・。

【医療】保険適用外の費用、患者に「寄付」求める 福島県立医大[朝日新聞]

もし、胸部大動脈瘤になったとする。この手術を見たことがある人は、特にわかると思いますができるのであればステントで済ませてほしいと思うでしょう。手術はあまりにもリスクが大きい。そのほかにもいろいろありますが、混合診療をもっと検討してもいいと思います。保険適応外の診療に何が問題があるのかと言えば、保険適応外の治療をすると、その瞬間にすべての治療の保険がきかなくなります。それはあまりんひどいでしょう。健康保険は、最低限の医療に対して保証して、プラスアルファを求める人には自費診療を解禁する。禁煙治療などもそうです。診察などはすべて保険でパッチや薬を自由にするとか・・・・。受診率が上がるだけで多くの病気を予防できるものもありますからね。今回のニュース、寄付をどうとらえるかが焦点ですが、その根本は制度にあると思います。

【社会】小児科医自殺 2審も敗訴[読売新聞]

これも悲しいニュースですね。今日は、否定ばかりになりますが、子供に点滴をしても大人にしても保険点数は一緒。子供は2人3人と人手がかかる。そう考えれば小児科は割に合わない。そういった矛盾が昔から言われている中で全国の小児科医が頑張ってきた。その挙句頑張りすぎて自殺に追い込まれ・・・その責任すらとってもらえない。そして、長女も同じ道へ・・・。応援したくなりますよね。我々看護師も、自分が何ができるのかを考え生きていきたいと思います。

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