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2008/08/21 (Thu)
【8月21日(木)】
【医療】「帝王切開死」医師に無罪[読売新聞]

癒着胎盤による当時29歳の母親が帝王切開の甲斐なく死亡した。警察が介入し、医師が逮捕されたことからこれは「事件」という扱いになった。しかし、この逮捕により医療界は大きく揺らめき、産科崩壊のきっかけの一つとなる。そのため、この判決には多くの医療従事者が注目していた。私は、この判決は妥当だと思う。確かに、実際に患者さんは亡くなっておられるし、遺族の方の気持ちも十分理解できる。しかし、医療は完全でも完璧でもない。正当な医療を行っても、残念ながらすべての患者さんを救うことはできない。遺族の「病院で何があったか知りたかった」というのももっともな理由だ。今後は、「事故調査委員会」が作られることになる。この委員会を機能させることが、今医療に最も求められていることだろう。

【医療】時短医師:雇用の医療機関に補助金 厚労省が離職防止策[毎日新聞]

医師としてまともに働くと、プライベートはなくなり、体を壊す。人間の限界まで働いているといっても過言ではない。医師は続けたいけど、「あの過酷な勤務はいやだ」というのは、怠慢でも何でもない。育児や出産という問題もある。短時間で勤務してくれる医師を確保できれば常勤医も当然負担は軽くなる。もともと民間の病院が麻酔科などに採用した方式に補助金がつくようになった。こういった取り組みは、どんどんしていくべきだろう。

【産科】八鹿病院:「助産師だけで出産」開設 医師不足に対応--但馬で初、来月から /兵庫[毎日新聞]

こちらも、問題の本質をよくとらえた解決方法ですね。テレビ番組「カンブリア宮殿」でも、院長の手腕を紹介していましたが、この院長のすごいところは、「勇気」だと思います。問題点を指摘することは誰でもできます。その解決方法を提案することも可能です。しかし、その解決方法を机上の空論にせず、実戦する。このチャレンジングスピリットが素晴らしいですよね。助産師は、もともと助産が認められているし、活躍の場が広がることはモチベーションのアップにつながる。また、医師のバックアップが全くないわけではなく、医師も、医学的な介入が必要な症例に集中することができる。制度をよく理解し、勇気をもって実践する。これが医療崩壊を防ぐかぎでしょう。

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