皆さん、こんばんは。出直し看護塾の青柳です。昨夜は、更新しようとしたらメンテナンスになってしまいアップできませんでした。
さて、昨日ある病棟に手伝いに行っていました。で、そこの病棟に退院した患者さんが、以前同室だった患者さんのお見舞いに来ていました。私は、手術室に勤務しておりその患者さんを何度か担当しており、また術前訪問などのかかわりで知っており、その患者さんも覚えてくれていました。
その患者さんは、全身リウマチで歩行こそできるもの、手を使った作業にはかなりの障害があります。しかし、そんな患者さんも、「自分が入院したころは、みんなに世話になった。だから今度は、自分にできることをする」といってビニールいっぱいのお菓子やらお茶やらを持ってきていました。
「人間は、誰かに与えられて生きている。それは、食べ物であり、水であり、環境などたくさんある。しかし、時には、誰かに何かを与えることで生きている」そんな気になりました。我々看護師も、時折過酷な浪々条件になります。でも、「与える」仕事だからこそ、頑張れるんじゃないかと思います。
患者さんに言われる「ありがとう」は、麻薬にも匹敵する快楽がありますよね(^^)
(麻薬の快楽がどんなんだかわかりませんが・・・)
さて、前置きが非常に長くなりましたが今日の問題です。
室内気吸入下では、吸入器酸素濃度は、約21%である。したがって海抜 0m、大気圧1気圧( torr)、体温37度の場合の吸入器酸素分圧(PIO2)は、
( - )×0.21 となる。
飽和水蒸気の分圧は、( torr)であり、 上記の式を計算すると、吸入気の酸素分圧は ≒ ( torr)となる。まあ、これが普通なのだが、なんとエベレストの頂上では、PIO2は、 ( torr )となり、低酸素血症が生じる。
皆さん、山登り好きですか?私は、苦手ですね(^^)
答え。
室内気吸入下では、吸入器酸素濃度は、約21%である。したがって海抜 0m、大気圧1気圧( 760 torr)、体温37度の場合の吸入器酸素分圧(PIO2)は、
( 760 - 飽和水上気圧 )×0.21 となる。
飽和水蒸気の分圧は、( 47 torr)であり、 上記の式を計算すると、吸入気の酸素分圧は ≒ ( 150 torr)となる。まあ、これが普通なのだが、なんとエベレストの頂上では、PIO2は、 ( 40 torr )となり、低酸素血症が生じる。
吸入気の酸素濃度は、目に見えるわけではない。流量計は見えるが、本当にどれだけの酸素が患者さんに投与されているかは、気にしなければいけない。それは、チューブの折れ曲がりやはずれ、酸素ボンベと流量計のどちらかが閉じているなど、酸素に関する事故はおそらく少なくない。 酸素の濃度計のある場所を確認しておき、「おかしいな」と思ったら確認する習慣も欲しい。
アウトレットにしても、呼吸器にしても絶対に信用できることはないからです。
今日は、抜管後の患者さんに、CPAPマスクを使用しました。あれ、便利ですね。すごい威力です。
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株式会社 ひとりガウン
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青柳智和
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