

第95回 AM 70問
在宅人工呼吸療法中の患者の家族への指導内容で適切でないのはどれか.
1.人工呼吸器の設定値変更の判断
2.アンビューバッグの使用方法
3.人工呼吸器の回路交換時期
4.痰の吸引手技
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シンキングタ~イム
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答え 1 ★☆☆
解説 人工呼吸器の数値の変更は、医師しかできません。医師に指示された数値に
なっていることの確認の指導は必要ですが、変更をすることは極めて危険です。
異常時には早めに連絡がとれる体制を取りましょう。
呼吸器とアンビューバック(バックバルブマスク)は、セットで置いておかねばなりません。
これは、病院でも在宅でも一緒です。
停電や人工呼吸器の故障もありえますので、家族の方にきちんと指導しましょう。
押し方や回数によって換気量が変わってしまいます。
パニック時にも冷静に対処できるように練習が必要ですね。
人工呼吸器の回路は、感染防止のために定期的に交換が必要です。
また、人工呼吸中は痰を自己喀することが出来ません。家族による吸痰が必要で
患者さんが苦痛にならないような吸引法を指導しましょう。
在宅人工呼吸の導入は、患者さんも家族も非常に不安が大きいものとなります。
身体的にも精神的にも万全にサポートしたいですね。
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株式会社 ひとりガウン
http://www.hitorigown.com/
青柳智和
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