

出直し看護塾の青柳です。
今日は、AGが減少する代謝性アシドーシスです。
どんな疾患があるかしか紹介できませんが、
陽イオンを呈する異常蛋白の蓄積(多発性骨髄腫のIgG)や、高カルシウム血症、高マグネシウム血症、血清アルブミンの低下などがあるようです。
AGをいきなり理解するのは難しいと思います。原因がよくわからないけどとりあえずアシドーシスという時には、AGを思いだいして注目してみましょう。
アシドーシスの弊害をまとめます。
心血管系・・・心収縮力低下、細動脈拡張、静脈収縮、肺血管抵抗増加、心拍出量低下、血圧低下、腎・肝血流低下、催不整脈、カテコラミン感受性低下など
呼吸・・・過呼吸・呼吸筋力低下・筋疲労・呼吸困難
代謝・・・代謝亢進・インシュリン耐性・嫌気性糖代謝抑制・APT産生低下・高カリウム血症、蛋白分解
神経中枢・・・細胞容量調節障害、意識低下
などです。いずれも厄介な状態ですね。なんでもそうですがアシドーシスは、早めに発見、早めに治療が必要ですね。
次回は、代謝性のアルカローシスに行きます。
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青柳智和
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