

出直し看護塾の青柳です。
今日は、前頭葉について考えてみます。
中心前回の後部は、一時性運動野があり、対側四肢と顔面の随意運動に関与し、障害は片麻痺として出る。
なるほど。
で、中心前回の前部は、前運動野と飛ばれ、運動野とともに随意運動に関与し、こちらも障害は片麻痺。
で、前頭葉の内側面は、補足運動野と呼ばれ、運動野とともに随意運動に関与し運動のプログラミングに関与しているそうです。で、こちらの障害は一過性の片麻痺だそうです。
なるほど。
こうしてひとつひとつやっつけていくと脳生理も面白いなぁ。
続いて、
中心前回の顔面領域から中前頭回は、眼球運動野で眼球の運動に関与し、刺激により共同偏視が出現する。
下前頭回後方1/2 は、(優位半球の人)運動言語野があり、話し言葉に関係して、障害を受けると運動性失語を起します。ブローカー中枢というやつですね。これは習ったのを思い出しました。
言語中枢がある大脳半球を優位半球と呼ぶようです。では、全員同じかというとそうではないようで、右利きの人のほとんどと左利きの人の70%が左側にあるそうです。へぇ~。
優位半球の障害を起すと人格・行動に変容を来たし、記名力障害をきたすそうです。しかし、非優位半球は「サイレンと領域」と呼ばれ、ここが傷害されても欠落症状は無いそうです。
同じ受傷機転でも、優位半球か非優位かで人生大きく変わってしまいそうですね。くわばらくわばら。
続いて前頭葉前方部分は、前頭葉連合野と呼ばれ人格形成、想像力と判断力に関わり、傷害されると性格変化をきたすようです。
詳しいことは忘れましたが、左の前頭野に鉄のパイプが刺さってしまった患者さんがいたそうです。
外国の事例ですが・・・。しかし、全身状態としては何の障害も残さず回復したそうですが、「感情」だけは全くなくなってしまった・・・と。
これはこれで恐ろしい。
人生に必要なもの、チャップリンは、「少々のお金と愛」といったそうです。喜怒哀楽が無ければ人生つまらないですものね。
次回は、頭頂葉を調べてみます。
参考・引用文献
新・脳神経外科エキスパートナーシング
http://tinyurl.com/tzsn2
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株式会社 ひとりガウン
http://www.hitorigown.com/
青柳智和
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