忍者ブログ
看護どっと合言葉のバックナンバーとして生まれ変わりました。今後も応援よろしくお願いいたします。
  カウンター
  さあ!転職
  Google
  ナースのお店
  国内航空券     料金比較&時刻表
  リンク
  ブログ内検索
  ブログ村
にほんブログ村 病気ブログ 看護・ナースへ
[11] [10] [9] [8] [7] [6] [5] [4] [3] [2] [1]
2025/03/13 (Thu)
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2006/10/06 (Fri)

おはようございます。今日は、朝早く起きて書いてます。

さて、CCとFRCです。

CCとは、Closing Capacity で気道が閉塞し始める肺容量

FRCは、Functuonal Residual Capacityであり、機能的残気量と言われ、肺の縮まろうとする力と胸郭の弾性バランスが安定している肺容量と言うことになります。わかりやすく言うと、普通に息を吐いたときに残っている肺の中の空気です。

ついでに言うと、思いっきり吐いたあとでも空気は残っています。これをRV Residual Volume 残気量と言いますね。 肺気量分画は、大事ですのでやっつけておきましょう。

 

では、今日の問題。

加齢とともにCCがFRCより大きくなる。

これは、通常何歳から?(健康な人)

また、これにより肺内シャントが出現するのはどうして?

 

 

答え。

立位で65歳

仰臥位で45歳以上  となっています。

肺内シャントが出現する理由

CCは、気道の閉塞が始まる肺容量で、この値以下に肺容量が減少すると気道閉塞が始まるので肺内シャントが生じます。正常ではFRCのほうが、大きいので通常の安静呼吸で肺内シャントが生じることはありませんが、加齢に伴いCCが増加することで正常でも高齢者は肺内シャントを多く持っていることになり、このことが酸素化の障害を来たし、低酸素血症の原因となります。

まあ、早い話、年をとると気道閉塞(肺胞がつぶれる)が起こりやすくガス交換できない血流が増えるので肺内のシャントが増えると言うことでしょう。

 

では、ごきげんよう。

'゜☆。.:*:・'゜★゜'・:*:.。.:*:'゜☆
∴・∴・∴・∴・∴・∴∴・∴・∴・
     株式会社 ひとりガウン  
      http://www.hitorigown.com/                       
           青柳智和   
∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴
'゜☆。.:*:・'゜★゜'・:*:.。.:*:'゜☆。

 

 

 

PR
この記事にコメントする
name*
title*
color*
mail*
URL*
comment*
password* Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
忍者ブログ [PR]

* ILLUSTRATION BY nyao *