出直し看護塾 青柳です。 昨日もサボりました・・・(--:)
さて、今日は「吸気終末休止 プラトー EIP;End Inspiratory Pause えんど いんすぴれとりー ぽーず」です。
では、プラトーとはなんぞや?
人工呼吸器による送気が終了しても呼気弁を開放しないで、ある決められた期間、両弁(呼気弁・吸気弁)を閉じたまま保持することを指しますね。
通常、ひとつの呼吸サイクルの10%がEIPに設定されており、重要なことは、この間は「吸気相」に入ります。
ではどうしてEIPにより、吸気ガスの不均等分布が改善するかというとAという気道とBという気道があります。(気道というより気管と言ったほうがいいのかもしれません)
もし、Bの気道に痰などで閉塞があると、Bの気道抵抗が高くなるので、Aの方に優位に吸気ガスが流れ込みます。すると、換気量はA > Bとなりますので、この時点で両弁を閉鎖します。
すると、Aの気道に流れていた換気ガスが帰ろうとする呼気弁が閉じられてるので仕方なく(?)Bの気道に流れ込む(再分布)ことにより、不均等換気が改善される。
こういったことを人工呼吸器がやってくれているというのは、使うものとして知るべきですね。
ちなみに「プラトー」 スペルは、「Plateau」で、「ぷらとぅ」と読みます。意味は、高原や台地そして、グラフの平坦域を指します。定義としては「上がりも下がりもしない場所」で景気や学習効果などにも使われています。
「へぇ~」と思っていただいた方、コメントバックくださいな(^^)
では、ごきげんよう。
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青柳智和
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