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「出直し看護塾2.0 メールマガジン」版
発行者; 株式会社ひとりガウン
青柳 智和
看護系ポータルサイト 看護どっと合言葉
http://kango.aikotoba.jp/
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医療機関の未収金額は年間373億円
http://www.yakuji.co.jp/entry3314.html
今日は、お金の話です。「医は算術」という言葉があるくらい医療とお金は切っても切り離せない存在です。医
療はれっきとしたサービス業であり「ボランティア」ではありません。よって、「何かをすることで報酬をいただく」ことを前提としています。
一般的に見れば、病院は儲かっているようにも見えるかもしれませんが、7割の病院が赤字と言われ、実際には残りの3割もそうとう苦労して黒字化しています。
場合によっては、サービスの質をおとして黒字化しているのかもしれません。
そもそも、病院とは言え企業ですから「赤字」では困るわけです。赤字が続けば当然つぶれます。そのとき、困
るのは誰でしょう。
医療従事者も職を失うので当然困りますが、患者さんは、本当に困りますよね。
お金がなく、満足に仕事もできず、病気になってしまわれる方も少なくないでしょう。
だからと言ってお金を払わなくていいということはありません。しかるべき救済制度を利用し、サービスの対価
を払っていただきたいですね。
それが、みんなのためです。
もっとも、自分の子供の学校給食日を払わず自分は、ブランド物のバックを購入するという昨今。
本当に大切なものが何か?ががわからなくなってきているように感じます。
最近読んだ本を紹介しますね。
病院は、ものを買うときは消費税を取られますが、サービスを行っても消費税としては換算できません。なので、消費税が上がるということは、日常生活は当然辛くなりますし、おそらく給料も下るでしょう。
直接関連はありませんが、税金、大切に使って欲しいですね。
〔書評〕
食い逃げされてもバイトは雇うな
http://tinyurl.com/yo3qo4
読んでみました。
基本的に「会計」の本らしいですが、まあまあ面白かったです。タイトルのからくりは、読まずにわかりました(一応社長さんなので・・・)中身も、それほど目新しい内容は無いのですが、当たり前のことをきちんと理屈付けて解説してくれるのがこの著者のすばらしいところだと思います。
医療の世界は「数字」だらけです。
しかも、多くの「単位」に囲まれています。
数字を読むのではなく、「探す」という概念は、会計にも医療にも通じるものがあるなぁと感じました。
値段も安いですし読んでおいて損はないと思いますよ。
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患者の意思あれば、延命中止
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200706060105.html
我々医療従事者から見て、「絶対に助からないであろう」と思う症例は少なくない。最近何かと話題になる「人工呼吸器はずし」であるが、呼吸器をはずした医師の気持ちもわからないでもない。しかし、それが明文化されていない以上、誰も擁護できない。助からないと思っても、「助けない」のは、我々医療従事者においては犯罪なのだ。
しかし、医療を受ける側の患者さんの立場に立って考えてみてはどうだろう。
我々も当然、「患者」となることがある。多くの医療従事者に「延命治療」について意見を聞くと「自分は、延命治療は受けたくない」と話す。
つまり、「自分がされたくないこと」をやっているわけだ。
当然、本人や家族が延命治療を望む場合は、これを拒否してはならないと思う。しかし、今後、自分たちを含め患者さんは「どう生きたいか、どう死にたいか」意見を持っておくべきである。
自分の人生だからね。
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デモバス
http://autos.goo.ne.jp/news/industry/article_95360.html
こちらのバスは、医療機器を載せて病院などの施設を回り、「新製品」の良さをアピールする目的で使われているようです。我々が買う大きな買い物というと車だったり家だったりしますが、実際に中を見たり走らせたり、様々な情報を集めます。車や家はそうそう買い換えませんし、何種類も買ったりしません。(普通は)
そこへいくと病院は、数千万とか億単位の買い物をポンポンするわけです。で、予想以上の効果を発揮するものもあれば、手術室の廊下で眠っているものも少なくありません。
そこで、必要なのが「比較検討」して、どの程度の実力があるのか?本当に必要なのか?を考える必要があります。
そんな時、この「デモバス」は役に立ちますね。
安かろう悪かろうでは、質のよい医療は提供できません。
営業力に負けない確かな眼が試されますね。
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今度は、院長刺される
http://www.mainichi-msn.co.jp/photo/news/20070605k0000m040138000c.html
犯人は、「殺すつもりだった」と供述しているようですが、原因は家族の治療に対してミスがあったのではないかと不満があり、犯行に及んだそうです。
医療に完璧はなく、手術がうまく行っても再発や転移を起こすこともあるし、予期せぬ転帰をとることもあります。問題は、事実関係をきちんと話しているかどうかと対応の仕方だと思います。
知人の話ですが、クレームの電話をいただいたと話しておりました。詳細は割愛しますが、かなりご立腹で午前中に電話がかかってきて「午後までに原因を究明しろ」とのことで、夕方再度かかってきたそうです。
で、そのときに事の真相を話し、病院の対応もまずく患者さんに不利益を与えてしまったことを素直にお詫びし、「どうしてきちんと対応できなかったか」についてきちんと説明したそうです。主訴は「腰が痛い」ということだったのですが、「その後、腰の調子はいかがですか?」と問いかけたあたりから、だんだん言葉も優しくな
り、患者さんは「俺も悪かった」と最後に言って電話を切られたそうです。
このように、自分の意見を電話してくるいわゆるクレーマーは時として厄介なこともあるかもしれません。しかし、私達の至らない部分を指摘してくれていることは確かです。全面的に分かり合うことは難しいでしょうが紳士に対応することの重要性をあたらめて感じました。
今回の事件の真相はわかりませんが命に別条はないとのことでとりあえずは安心しました。この事件をきっかけに、自分たちの対応を見直すきっかけとなれればよいのですが。
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道徳性の神経生理学
http://www.igaku-shoin.co.jp/nwsppr/n2007dir/n2734dir/n2734_04.htm
医療には、「倫理」や「道徳」は常に付きまといます。
そして、それらを無視して医療を進めることはで着ませんし、やってはいけません。ただし、時として正しい判断が出来ないことがあります。また、正しいと思っていても結果的に正しくないことも多々あります。
道徳性の神経生理学
結構考えさせられると思いますので読んでみてください。
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