

男性患者が女性看護師を刺す
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070603k0000m040069000c.html
アルコール性肝障害がなかなかよくならないことにあせりを感じ、女性看護師の腹部を果物ナイフで刺し、2週間の怪我をさせるという事件が起きた。
私も以前、興奮してナイフを家族に向けている患者さんにあったことがある。患者さんには患者さんしかわからないあせりや怒り、葛藤があったのだろう。しかし、だからと言って刺されたのではたまらない。
なぜ、ナイフがあったのかという安全管理の問題もあるが不特定多数のものが「自由」に出入りできる空間それが病院だということを改めて思い知らされた。
私は、ひとつ心配していることがある。
深夜や準夜勤務における夜間の出勤や退勤だ。
見なさまの施設はセキュリティは万全だろうか?
今は、安全はお金で買わなければならない時代である。
「ディスポーザブルワーカー」
つまり、看護師を使い捨ての労働者と見るか必要な人材と見るかは病院の方針によって一目瞭然である。「大切にされている」その気持ちが「愛社(愛病?)精神」となり、患者さんに還元されると私は思う。
看護師不足が叫ばれて久しいが、一人ひとりの看護師を尊重し大切にすれば看護師不足は回避できるのではないだろうか?
少なくとも、身の危険を感じずに仕事をしたいものである。
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青柳智和
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昨日、AHA救急心血管治療における国際ガイドライン2005の勉強会に参加してきました。
(と言っても座っているだけでしたが・・・)
医療は、予防と治療を同時に進めるべきと常々感じておりますが時として循環動態は破綻します。そんな時、命を助けることが出来るBLS・ACLSの技術はやはり習得しておくべきで、かつ知識や世界中の経験を無駄にしないために定期的なアップデートは必要と感じました。2000→2005に変更になり、心臓マッサージの割合が増え、徐細動後にすぐに心臓マッサージが入るなど心臓マッサージの有用性がより大きくなった印象です。
助けられなければ意味はありません。
ひとりでも多くの命を救うために必要なことをやって行きましょう。
日本ACLS協会の実体験が載っています↓おもしろい!
http://acls.jp/story/story01.html#e01_02
BLSの2005バージョンの日本語版が出たようです。
http://tinyurl.com/2volz2
何でも400人近くの専門家がダラスに集まって1週間くらい缶詰で世界中の論文を読み漁るそうです。で、まとめるのに3年くらいかけて本にするそうで非常に充実した内容になっています。
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緊急性に応じ病院搬送判断 6月から、東京消防庁
http://www.fukuishimbun.co.jp/modules/news4/article.php?topicsid=5&pack=CN&storyid=19559
まさしくモラル問題だ。
本来であれば救急車が必要ないような病気や怪我でも簡単に救急車を呼ぶものが少なくなく、以前は、通報から現場到着まで4分とまさに「救急車」であったが5年前に5分半となり、現在は6分半だそうだ。原因は、携帯電話の普及により簡単に呼べる反面、場所がわかりにくいと言った21世紀ならではの問題も浮上している。
そして、何より問題なのが「タダだから」「急いでみてくれるから」と「救急車」を悪用しているものがいることと、何より「タダだから」ということが背景にあるようだ。
私自身は、小学生の頃一度交通事故で救急車のお世話になった。
そして、娘が熱性けいれんを起こして助けていただいた。
やはり、救急車は必要なもの。
きちんと理解し、正しく使いたい。
モラルも守らないとルールになる。
そして近い将来有料になるだろう。
救急車は、健康保険の適応にしてもよいと私は考える。
収入先は、基本的に医療機関だ。
救急車の受け入れを拒否されたことで亡くなった命も少なくはないだろう。そして、一部有料とすることで抑止力も生まれるだろう。
タダでは病院にかかれない今の時代
タクシーと違ってその場で精算する必要が無ければ持ち合わせがなくても問題ない。
つまり、本当に救急車が必要であればお金がかかっても呼ぶだろう。
ただ、第3者が呼んだ場合に「何で呼んだんだこのやろう」と問題になるかも知れない。しかし、現場で本人が拒否すれば乗せる必要は無いだろう。
今、我々日本人に決定的にかけているものが二つある。
モラルと自覚だ。
救急車だけが無料でいる必要は無い。
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プレフィルドシリンジ
http://www.terumo.co.jp/company/products/products_04.html
プレ(事前に)フィルド(満たされた)という意味のプレフィルドシリンジや輸液が世に出て数年が立ち多くの種類が散見されるようになりました。ミネラリンなどは、わざわざ高いお金出してプレフィルドにする必要があるの?と個人的には感じますが、エピネフリンやアトロピン、キシロカインは救急救命の現場で非常に活躍します。
アンプルをカットして注射器で吸って空気を抜いて静脈内投与する。
この時間を省略できるのは、大きな発明だと思います。
確かにコストは現代医療において重要です。しかし、現実を見れば看護師不足が根底にあるわけで、その問題が解決できないのであれば看護師の業務を見直し、働きやすい環境を少しでも創造する努力が今の病院には求められていると感じます。
そして、その努力は我々看護師も行わなければいけません。
「手を抜く」のではなく、「効率的、能率的」に仕事をするために「楽」が出来るような業務を創造をして見ませんか?
シリンジにしても、プッシュするだけでビタミンやアミノ酸を混入することが出来てしまう輸液にしても、大変便利です。そして短縮できた時間を患者さんに当てたいですね。(お前がな!と罵倒されそうですが・・・)
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はしか(麻疹)の週間報告数が過去最多だそうだ。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2007052902019989.html
麻疹は、麻疹ウイルスによる直接飛沫感染であり、伝染力はきわめて強く、発病率も95%以上と非常に高い。
つまり、感染しやすく感染するとかなりの確立で発病するというわけだ。一般的な好発年齢は幼児から学童初期で、潜伏期間は9~12日で平均2週間で発疹が出現する。ただし、一度罹患すると抗体を獲得し、一生持続する。肺炎や中耳炎を合併することがある。特効的な治療はない。
SARSや鳥インフルエンザにより感染症の恐ろしさを目の当たりにしましたが、今回も封じ込めれていたかと思われていた麻疹が猛威を振るっています。肺炎や脳炎などの重大な合併症があるので決して侮れません。
まあ、一度罹患してしまえば大丈夫とのことですが人間の体がいかに弱いか感じさせられます。
予防接種をされてない方は十分に注意されてください。
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