

【感染】採血器具使い回し、肝炎感染か 島根の診療所[朝日新聞]
「複数患者使用負荷」と大きく書いてあることが写真で見ることができますね。まあ、書いてなくとも医療従事者ならわかりそうなものですが(どう考えたら自動で交換されると思うのだろう・・・?)先日も書いたように看護師が自ら試しうちをしているので知識不足が原因であり、コスト削減といった故意ではないのでしょう・・・。感染の成立に針刺しの器具で問題となるのが「内腔」があるかどうかということがあります。つまり、注射針のようなものは内腔があるのでそこにウイルスが潜み、絶対量が多くなるので感染が成立しやすい。逆にメスの刃などは、付着しているウイルスの絶対量は少ない。今回のケースは、内腔の無い針ですので(おそらく)感染力はそれほどではないでしょうがそれでも十分検証する必要があるでしょうね。
【災害】ガス壊疽発症3万5千人 感染症の流行懸念 四川大地[朝日新聞]
ガス壊疽3万人を治療することって相当大変ですようね。しかも、高圧酸素療法の機械が地震によって壊れているそうで・・・。ガス壊疽菌はたしか嫌気性菌なので地震によってうようよと出てきたのでしょうね・・・。中国当局が患者数を少なく発表しているということも諸外国からの援助の妨げになりそうです。この地震の被害、しばらく報道が続きそうですね。
【心臓】心筋梗塞防止、やっぱり魚や野菜 阪大などが国内調査[朝日新聞]
「タバコを吸わない人でも心筋梗塞になる。」患者さんに禁煙指導をした際に何人かに言われた言葉です。そう、タバコをやめることが目的ではなく病気を未然に防ぐことが禁煙の目的であるなら、禁煙させながら、なおかつ心筋梗塞の発症率を低下させられるようなアドバイスをしていきたいですね。われわれは、時に目的を見失うと感じます。まあ、魚や野菜は一般の方でも体にいいと思っているでしょうから、患者さんに質問してその答えを肯定するといいのでしょうかね・・・。心臓病は以前死因の2位でありまだまだ治療発展の余地のある病気です。個人個人が心臓病撲滅の意識で働いていきたいですね。
【基礎】女性の全遺伝情報、初めて解析 オランダチーム[朝日新聞]
「前4人が男性で時期としてよかった」って遅くないですか?男性と女性では遺伝子が違うことは明らかですからもっと前から興味が出てもよさそうなものですがね・・・。
【感染】欧米で流行した鳥インフル 人へ感染しやすく変異[読売新聞]
ついにこの時が来ましたね・・・。国際的な脅威で北京オリンピックのあとなどやばいのではないかと思いますが・・・。
【基礎】メタボ治療に朗報 新たんぱく質発見[読売新聞]
もっと運動できるといいのですがねぇ・・・。何でも薬に頼るというのはよくないでしょう。
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【医療過誤】大垣市民病院:医療ミス4件2人死亡 1.2億円で和解[毎日新聞]
腸吻合を上と下を間違える?低い技術や知識による事故なのか単なる怠慢なのか・・・おそらく初めての手術ならこんなミスは起こさないと思うのですよね。相当慎重に行うでしょうから・・・。よって背景には、相当の多忙もしくは疲労困憊状態があったか、手術そのものに「慣れ」がありだらだら手術したのではないかと単純に思います。その他4件の和解が成立していますが病院全体で改善しければならないようですね。この病院、経営状況が昔からよく、公立病院のモデルとも言われるような病院のはずなのですが・・・。
【医療】採血針使い回し 看護師ら「試し打ち」[中国新聞]
確実に知っていてコスト削減のために使い回しをしていたのかと思っていましたがどうやら特殊な器具のようですね。メーカーは(もしくは報道機関は)それを公表しないと同じようなことはまたおきてしまうと思いますが・・・。血糖の採血針は、同一患者であっても一回使いきりとなっています。その理由は、肉眼的にはとがってるように見えてもだんだん先が丸まってくるからです。そうなると痛みも強くなりますし血も止まりにくくなります。看護師が試しうちをしているということは少なくとも看護師は故意ではない・・・。単純に使い方がよくわかっていなかったということか・・・。
【がん】乳がん「辞書」を改訂 患者会の小冊子[読売新聞]
患者会は全国でさまざまな疾患がありますが、社会が成長する上で欠かせないものだと思います。医療は患者さんの意思を確実に汲み取ってくれるものではありません。患者さんが何を求め何を必要としているのかを患者さん自身がわかっていないことも少なくないでしょう。まして「がん」を宣告された後では適切な判断ができなくなっているかもしれません。がんと戦うということはこういうことですね。
【社会】三浦雄一郎さん:エベレスト登頂 75歳・心臓手術乗り越え--世界最高齢は及ばず[毎日新聞]
心房細動なのですか・・・。一回心拍出量は少ないでしょうから年齢的にもかなり大変だったとわれわれ素人には思いますがテレビなどで見るかぎり少なくともそうは見えませんでした。その辺がプロの登山家たるゆえんでしょうが・・・。世界最高齢は惜しくもだめだったようですね。果たして来年も行くか?いってほしい気もしますが無理はしないでほしいですね。というか同伴した医師がすごい・・・。一緒に登頂したんですよね?
【疾患】脳脊髄液減少症:理解訴えセミナー 「健保適用や研究推進を」--東山区 /京都[毎日新聞]
プラットパッチですか・・・?この方法で原因不明の不定愁訴が治るのであればリスクも少なくかなり有用だと思います。不定愁訴で外来で安定剤を処方されてる患者さんっておそらく結構いますよね。果たして実態はいかに・・・。
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【5月26日(月)】
【看護】臨床看護の現状問う 元看護師が詩集出版 [日本海新聞]
この本は、興味がありますね。理想とする医療と現状の看護には大きな解離があると思います。そしてそれに満足してしまう自分、耐えられない自分、辞められない自分、患者さんは何を求めているのか?そして人間はどこへ行こうとしているのか・・・。覚めた目で医療をみると耐え難い現実が並んでいることに気がつきます。ただ、その現実すら表現できず、行動も出来ない。ただ流れに身を任せるしかない・・・。そんあ看護師は少なくないでしょう。買いですな。
【看護】看護診断を現場に定着させるために [医学書院]
看護診断が使いこなせればそれは理想の病院を構築することは可能でしょう。ほぼ完璧といえる内容で患者さんをマネジメントすることができます。そして、電子カルテを使用すればさらに効率も上がることでしょう。しかし、今の医療報酬制度でこの数の看護師でどこまででききるかというのが大きな問題でしょう。ただ、出来ないで出来ないでは仕方がありませんからやるしかありませんが、現実の看護師の仕事量を考えると・・・。7:1看護ですら十分とは言えないでしょう・・・。
【小児科】こども病院近くに親向け宿泊施設 娘亡くした男性ら建設[朝日新聞]
気持ちはわかりますね・・・。今の病院は、医療を目的とすれば十分なレベルに到達しつつあります。しかし、その患者さんを取り巻く環境は決して満足できるものではないでしょう。医療は、サービス業ですが治療に目が行き過ぎていて(それが目的ですから悪いことではありませんが)アメニティや家族への気配りを考えればまだまだほかのサービス業には遠く及ばないでしょう。こちらの親向けの施設、値段も良心的ですね。助け合いの気持ちが伝わってきます。
【病院】採血器具、島根県内20機関で使い回し…厚労省が全国調査へ[読売新聞]
全国調査すべきでしょうね。これは、「ばれない」という意味では「モラル」のレベルかもしれません。しかし、モラルが守られなければそれ「ルール」になります。「ルール」が増えればすみにくい社会になって行きます。一人ひとりがモラルを守ればこの世の中は、誰も悲しい思いをする必要がないのですがね・・・。
【看護】のむ力鍛え食事可能に[読売新聞]
食欲は、基本的欲求です。それが制限されてしまうということは大きなストレスであり脳や消化管に対しても悪い影響がありますね。筋肉がリハビリにより大きな機能回復をするように摂食嚥下も改善します。興味を持って実践していきたいですね。
【疾患】漫才師 宮川大輔さん 「脳出血」減塩、粗食で血圧管理 [毎日新聞]
酒もタバコもやらないそうです。減塩粗食、次ぎのキーワードかもしれませんね。
【疾患】骨に「トゲ」かかとに鈍痛[読売新聞]
う~ん、こんな病気があるんですね。まあ、時機に治ると言いますが患者さんは不安でしょう。そして、重要な病気でなくとも医療従事者がそのことを全く知らないということは、時には不安をあおるでしょうし信頼関係の形成にも問題を起こすかもしれません。こうして社会に報道されている以上、頭の片隅には置いておく必要がありますね。
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【医療】使い回しの採血器具、延べ200人に[読売新聞]
あってはならないことですね。クリニックの院長が50歳と聞いて呆れました。今から数十年前はそういうこともあったでしょう。しかし、今ほど感染が問題となっている状況で「業者から聞いたけど忘れてしまった」ということは許されません。まず、「忘れる」ということが理解できませんよね。医療従事者であればそんなこと聞かなくたって判断はできるはずです。これは間違いなく「節約」です。医療過誤と言ってもいいでしょう。感染された患者さんの一刻も早い回復を祈ります。
【医療ルネサンス】#50 不妊治療 初産30歳時代を前に[読売新聞]
読売新聞の医療ルネサンスは、素人にもわかりやすい番組を作りますね。1年間に生まれる子供の数は100万人ちょっとでわずかに減少しながら推移しています。不妊治療の存在がまずます重要になって来るでしょう。多くの方の理解と協力を望みます。理解の反対は、無理解ではなく無関心です。
看護師:インドネシアからの受け入れで説明会 希望続々
ひとつの病院での採用枠が決まっているようですね。非常によくしてくれる病院もあればそうでない病院もあると思います。雇用面では致し方ない部分もありますが我々看護師の関わり方、接し方で大きく変わってくるでしょう。よく関わることができれば「日本はいいとろ」と感じるでしょうし、よく関われなければその逆の評価です。他の国ぼ看護師関わる時、私たちは、日本代表の看護師であることを忘れてはいけません。
【社会】「終末期相談支援料」、一時凍結を検討 舛添厚労相[朝日新聞]
1時間医者が話をして2000円ですから全くの赤字です。そして本来の目的は「医療の限界としに行く人への敬意」だと僕は理解しています。それが一部のマスコミ報道で「高齢者に必要な医療を取り上げ、医者が設けようとしている」と見解を示したためにややこしいことになってしまったのでしょう。マスコミの恐ろしさと無責任さを感じます。また、簡単に方向転換しようとする厚労大臣にも疑問です。
【社会】肝炎治療へ専門家集め「戦略会議」 厚労省が設置方針[毎日新聞]
人類の医学の発展は、感染症と戦いがあったはずです。事実、ほぼ撲滅された病気も少なくありません。そう考えれば今残っている感染症はたちの悪い感染症なのかも知れませんが我々の生活と将来を強く脅かす存在であることに変わりはないので身近な肝炎を封じ込めるというのはとても意義のあることですね。印象として梅毒は聞かなくなってきましたが肝炎は以前いますね・・・。
【社会】3大感染症対策に5.6億ドル拠出 首相表明[朝日新聞]
アメリカやフランスも出しますね・・・。アフリカの感染が落ち着けは日本の経済活動にもよい影響を及ぼすはずです。そう考えれば巨額出資にも理解が得られるでしょうか?難しい決断だったと思います。日本の財政は火の車ですからね・・・。大事に使って欲しいです。
【社会】病院の耐震強化 舛添厚労相「検討したい」[朝日新聞]
病院がつぶれてしまえば元も子もありませんから最高の耐震技術が使われるべきですね。聖路加国際病院のように大規模テロにも耐えうる医療設備が本来は必要なもかもしれません。
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【5月22日(木)】
【看護】国立高度専門医療センターで看護師“バーンアウト”[Yahooニュース]
看護師の仕事は、手を抜く気になればいくらでも抜けます。なので、例え夜勤で30人見ていたとしても「私はできる」という人もいるでしょう。しかし、多くの看護師はそうではない。患者さんがもっと日常生活に近づけるよう細かな点にまで配慮をしてそれで疲れてしまっている現状がある。看護師ではなくてもいい仕事はなるべく他のスタッフに回し、看護師が患者さんのそばにいけるように考えることが病院の方針として出来るかどうかだと思う。機械的に動く看護師を増やせばコストパフォーマンスはあがる。でも、それでいいのだろうか?
【災害】<四川大地震>医療チーム 成都市内の病院で活動へ[Yahooニュース]
「やりたいこと」と「やること」が違ったようですね。オリンピックと違って事前に話し合いをしていたわけではないので仕方のない部分がありますが日本の医師団も遊びに行ったわけではないのでさぞかし歯がゆい思いをしたことでしょう。小さなコミュニティでも連絡事項の行き届きというのは解きに難しくなります。それが人種と言葉の壁を越え、さらに災害時にというのは解決すべき今後の人類の大きな問題でしょう。
【看護】戴帽式に代わりナーシングセレモニー/横浜・県立衛生看護専門学校[神奈川新聞]
戴帽式自体が、ナーシングセレモニーという意味合いがあると思いますが、実際の業務でナースキャップをするしないは別として、戴帽式自体は残しておいてもいいと思うのは私だけでしょうか?少なくとも日本の看護師の象徴的な部分はあると思います。まあ、使わないものをもらっても邪魔といわれてしまえばそれまでですがね。初心を思い出して今日も頑張りましょう。
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