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2006/11/10 (Fri)

出直し看護塾の青柳です。

今日は、Acidemia(アシデミア)です。

アシデミアとは、血液ガスを測った時にpHが、7.35以下になっていることを示します。

原因としては、大きく分けますとPaCO2の高値(45mmHg以上)とHCO3-(23mol/L以下)となります。

PaCO2が上昇したものを呼吸性Acidosis(アシドーシス)、

HCO3が低下したものを代謝性Acidosisといいます。

アシドーシスとは、pHが、酸性に傾いている状態で難しい言葉を使うと揮発酸・固定酸が増加している状態となります。このままでは、死んでしまうますので何らかの対応が必要になります。

人間には、恒常性(ホメオスターシス)というものがあり、常に一定の状態にとどめてくれる力があります。

たぶん、我々も日常生活を営むにあたり、揮発酸・固定酸が増加することはあったはずです。そのときに、代償機構として呼吸性アシドーシスの場合は、腎臓が働き、HCO3を増加させ、pHを元に戻す働きをしますし、代謝性のアシドーシスに傾けば、過換気になって二酸化酸素を吐き出し、pHを元に戻しているはずです。

つまり、何らかの作用により恒常性を保って元気に生きているわけですが、それが病気などの原因により急激に起こったりするとpHがバランスを崩して「急変」するのでしょうね。

急性のアシドーシスだけを理解しようとしてもなかなか難しいと思いますが、今後話しを進めていくにあたりもう一度読み直していただけるときっとわかると思います。

私も、難しいことはわかりませんが、呼吸管理に最低限必要なことを書いていきたいと思います。

アシドーシス・アシデミアは、どちらも「酸性」を意味しますが厳密には同義語ではないようです。

アルカローシス・アルカレミアも同様です。 「Demia」とは、「血液中の~」という意味らしいです。

明日は、アルカレミアについてです。ごきげんよう。

 

 


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           青柳智和   
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