

【出直しテスト】
血行再建後症候群
【3月18日(火)】
・筋肉注射の薬剤を静脈に誤投与、16歳少年が死亡…広島
フェノバールビタールで死亡事故ということになっていますが、少なくとも私は、フェノバールビタールが「静脈注射の絶対禁忌」という認識はありません。ただ、確かに薬剤説明書には「筋肉注射」と書いてあります。病院も因果関係は不明としています。おそらく、今まで死亡に事故につながらなかった事故はたくさんあったのではないかと思います。ただ、カリウムのように間違いなく死んでしまう薬ではないので認識が甘かったのでしょうか・・・。記事を読む上では、刺激伝導系の異常をきたしていますので副作用のようで原因はフェノバールの気もしますが、たった300mg(3ml)のフェノバールのIVで人が死ぬのか?という疑問があります。また、急変時の心肺蘇生でも助けられなかったことにも疑問です。利尿剤やメイロンがいいようですが・・・。
ただ、人が亡くなっている事実と、使用方法を間違った事実があります。今後、二度と同じことを起こしてはいけません。フェノバールビタールは、静脈投与をしてはいけません。筋肉内投与(もしくは皮下)です。
未来ある16歳の少年のご冥福をお祈りいたします。
・肝硬変、肝がん患者の生活支援へ部会…原告団に厚労相意向
医療が発展してくるときに、安易に物事を決定してはいけないと感じます。日本の新薬認可が遅いといわれていますが、実際には単純に仕事が遅いのか?それとも慎重なのかは興味がありますね。薬剤肝炎のようなことは二度と起きて欲しくないですね。
・看護助手の女性に乱暴の入院患者を逮捕
おそらく同じようなことは全国で起きており、そしてこれが原因で現場を離れていくスタッフも少なくないでしょう。今回は、「逮捕」ですから警察に通報したのだと思います。詳細はわかりませんが患者さんは思い通りに治療が進まなかったり、そのほかの理由でかなりいらいらすることもあるでしょう。それはわかりますが、だからといって医療従事者に八つ当たりをしていいということはありません。そのことで他の患者さんの治療に影響が出るよな事は避けなければいけません。個人的な意見としては、積極的にというか躊躇せず警察を呼んでいいと思います。医療従事者は、考え方によっては無防備です。守らなければいけない存在です。
【出直し答え】
血行再建後症候群 (MNMS ;myonephropathic-metabolic syndrome,revascurization syndrome)
閉塞性動脈硬化症など血行が遮断されていた組織が手術などにより再灌流した場合、血行が回復することで壊死に陥った筋肉からミオグロビンやカリウムなどの毒性代謝物質が体循環に流れ込み、座滅症候群同様、高カリウム血症やミオグロビンによる腎不全が出現し、代謝性アシドーシスや電解質の異常を来たす。
よって血行再建後症候群は、非常に重篤な状態であるため早期の血行再建が重要であるが、虚血部位の不可逆的な虚血性変化を来たした場合は患肢の切断の選択が必要。
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長文、失礼いたしました。