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2006/11/07 (Tue)

こんばんは。

出直し看護塾の青柳です。

今日は、なかなか理解に苦しむ血液ガスです。難しいですよね。最初は、必要と思われる言葉の定義をおさらいしましょう。私からひとつ提案があります。今まで問題形式でやって来ましたが問題形式とタイトルにあわせた内容を記載するのどちらがよろしいでしょうか?

とりあえず、問題は無しで。

言葉の定義

含量・・・ある単位の中に含まれている量

分圧・・・761mmHg(大気圧)のなかのO2(CO2)の圧

飽和度・・・○○%

O2とCO2は、連携しており、C02はO2より含量が大きく分圧と含量が比例関係(分圧を上げればあげるほど含量が増加)にあるが、O2は、比例関係にない。(O2は、含量が決まっているため)

この連携は、肺のガス交換ではCO2を放出することでO2を取り込みやすくしている

O2は、基本的に酸素に結合しいるが、溶存しているO2もわずかにある。しかし、わずかであるためガス交換能はないものと考えてよい。

C02は、ヘモグロビンと結合しているものは、わずかであり、このCO2をカルバミノCO2と呼ぶ。CO2は、普通HCO3として存在するか、溶存している。

という感じです。

次回から徐々に各論に入って行きます。

 

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2006/11/06 (Mon)

出直し看護塾の青柳です。

呼吸療法士の試験まであと2週間をきりましたね。ここからが正念場です。頑張りましょう。

 今日は、APRV(Airway Pressure Release Ventilation )

      BIPAP(Biphasic Positive Airway Pressure )  です。

何でもPEEPレベルが二つあり、それらを一定時間繰り返す換気様式ということになっています。改良されたCPAPであり、(     )の増大と(     )をできるだけ低く保つことができる。

APRVは、低いPEEPの持続時間が短く、BIPAPは長いと定義されています。

コンプライアンスの低い肺は、(      )も高くなりますので、PEEPが必要になる。このような症例に対してCPAPだけでは、(       )が生じる恐れがあり、CPPVやSIMVでは気道内圧上昇に伴う合併症の恐れがある。よって、Weaningの過程としても使いやすい。頻呼吸の症例でも、(         )を少なくすることが可能である。となっています。

答え

これらは、なかなか定義が難しくいまいちピンと来ません。私は。

何でもPEEPレベルが二つあり、それらを一定時間繰り返す換気様式ということになっています。改良されたCPAPであり、( 換気量 )の増大と( 気道内圧 )をできるだけ低く保つことができる。

APRVは、低いPEEPの持続時間が短く、BIPAPは長いと定義されています。

コンプライアンスの低い肺は、( 気道内圧 )も高くなりますので、PEEPが必要になる。このような症例に対してCPAPだけでは、( 肺胞低換気 )が生じる恐れがあり、CPPVやSIMVでは気道内圧上昇に伴う合併症の恐れがある。よって、Weaningの過程としても使いやすい。頻呼吸の症例でも、( ファイティング )を少なくすることが可能である。となっています。

臨床で使うには、気道内圧は低く抑えられ、肺理学とのマッチングがいいので個人的には大好きです。

だんだんこの辺になってくると難しいですね。

う~ん、そのうち人工呼吸のセミナーを企画します。呼吸器の天才がいるので・・・。

人工呼吸編、人工呼吸器のモード編、グラフィックモニター編の3本立て

一回3時間  5000円くらいなら皆さん、水戸まで来てくれますか? レスポンスあれば本当に企画します。

人工呼吸編は、一応これでおしまいとなります。次回からは、そうですね。「血液ガス」編に行きましょう。

では、ごきげんよう。

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2006/11/03 (Fri)

出直し看護塾の青柳です。

今日は、PSV(Pressure Support Ventiration)です。

PSVは、吸気・呼気弁の開放の遅れや呼吸回路と気管チューブの抵抗などにより、(      )を開始してもガスが気道内に流入するのが遅れて呼吸仕事量が増加するのを軽減するのに開発された換気様式である。

すなわち、PSVは、自発呼吸と吸気流速にあわせて(      )を適時調節するとともに、一定の加圧を行うことにより(      )を補助する。したがって患者と人工呼吸器の同調性が高まり、(       )が減少する。

PSVは、あらかじめ設定した一定の陽圧によって、患者の(      )を補助する。かつ、患者が吸気を終了すると送気は終了され、呼気バルブが開放されて呼気になる。PSVは、吸いたい時に、吸いたい量を、吸いたい速さで、吸いたい期間呼吸することができる。また、圧規定であるため、一回換気量や分時換気量は、病態によって変化する。

長所としては、患者の呼吸状況に合わせられるため(     )の使用量を減らすことができ、吸気時の胸部と腹部の呼吸筋の同調性が改善することで(        )の改善が期待できる。

短所としては、トリガーするのに呼吸仕事量が必要になるが、これはPSVに限ったことではなく、硬い肺や気道が細い場合は(      )が低下するのに時間がかかる。また、肺が硬いと吸気流速が低い場合がある。すると送気が終了してしまうが、患者は (    )を続けており、胸腔内圧が再度低下して、結果的に (       )は増加する。

サポート圧は、SIMVもしくは、CPAP施行時に(       )の軽減を図るならば低いサポート圧(  ~  )cmH20.

一回換気量の増大を目的とする場合は、高いサポート圧が必要で臨床的には(   ~  )cmH20からはじめ、徐々に下げる。

自発呼吸があり、吸気トリガーに要する吸気仕事量がそれほど多くない症例が適応であり、CPAP・SIMVの時は、自発呼吸を軽減するために併用する。

注意点

鎮静薬などによって(      )をきたすと人工呼吸をトリガーできないため、(     )となる。気道抵抗や肺のコンプライアンスの変化で(       )が変化する。また、リークがあると患者の呼気終了が認識できず、ディマンドバルブが開いたままとなり、サポートレベルの送気がされたままになる。

 

答えです。

PSVは、吸気・呼気弁の開放の遅れや呼吸回路と気管チューブの抵抗などにより、( 吸気運動 )を開始してもガスが気道内に流入するのが遅れて呼吸仕事量が増加するのを軽減するのに開発された換気様式である。

すなわち、PSVは、自発呼吸と吸気流速にあわせて( 送気流速 )を適時調節するとともに、一定の加圧を行うことにより( 自発呼吸 )を補助する。したがって患者と人工呼吸器の同調性が高まり、( 呼吸仕事量 )が減少する。

PSVは、あらかじめ設定した一定の陽圧によって、患者の( 吸気努力 )を補助する。かつ、患者が吸気を終了すると送気は終了され、呼気バルブが開放されて呼気になる。PSVは、吸いたい時に、吸いたい量を、吸いたい速さで、吸いたい期間呼吸することができる。また、圧規定であるため、一回換気量や分時換気量は、病態によって変化する。

長所としては、患者の呼吸状況に合わせられるため( 鎮静剤 )の使用量を減らすことができ、吸気時の胸部と腹部の呼吸筋の同調性が改善することで( 呼吸パターン )の改善が期待できる。

短所としては、トリガーするのに呼吸仕事量が必要になるが、これはPSVに限ったことではなく、硬い肺や気道が細い場合は( 気道内圧 )が低下するのに時間がかかる。また、肺が硬いと吸気流速が低い場合がある。すると送気が終了してしまうが、患者は ( 吸気 )を続けており、胸腔内圧が再度低下して、結果的に ( 吸気仕事量 )は増加する。

サポート圧は、SIMVもしくは、CPAP施行時に( 呼吸仕事量 )の軽減を図るならば低いサポート圧(  3~5 )cmH20.

一回換気量の増大を目的とする場合は、高いサポート圧が必要で臨床的には( 15~25 )cmH20からはじめ、徐々に下げる。

自発呼吸があり、吸気トリガーに要する吸気仕事量がそれほど多くない症例が適応であり、CPAP・SIMVの時は、自発呼吸を軽減するために併用する。

注意点

鎮静薬などによって( 呼吸抑制 )をきたすと人工呼吸をトリガーできないため、( 無呼吸 )となる。気道抵抗や肺のコンプライアンスの変化で( 一回換気量 )が変化する。また、リークがあると患者の呼気終了が認識できず、ディマンドバルブが開いたままとなり、サポートレベルの送気がされたままになる。

PSVは、非常によい換気方式ですがメカニズムは複雑ですよね。臨床と教科書をリンクさせてやっつけましょう。

では、ごきげんよう。

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2006/11/01 (Wed)

出直し看護塾の青柳です。

今日は、SIMV( 同期型間欠的強制換気 ; Synchronized IMV )についてです。

 お、今日は短い!!

IMVの場合、強制換気が患者の呼吸と一致するとは限らない。そのため、呼気時に強制換気が行われると(      )は、異常に上昇し(      )に悪影響を与えたり、(     )が発生する危険性がある。また、呼気時にガスが送り込まれてくれば肺胞内のガスの呼出が傷害され、呼吸パターンにも乱れが生じる。

そこで、自発呼吸にあわせて(シンクロさせて)送気するのがSIMVである。賢いですね。

自発呼吸に(    )して強制換気を行うので(      )の上昇が少なく、(      )への影響が軽減される。

答え

IMVの場合、強制換気が患者の呼吸と一致するとは限らない。そのため、呼気時に強制換気が行われると( 気道内圧 )は、異常に上昇し( 循環動態 )に悪影響を与えたり、( 圧外傷 )が発生する危険性がある。また、呼気時にガスが送り込まれてくれば肺胞内のガスの呼出が傷害され、呼吸パターンにも乱れが生じる。

そこで、自発呼吸にあわせて(シンクロさせて)送気するのがSIMVである。賢いですね。

自発呼吸に( 同調 )して強制換気を行うので( 胸腔内圧 )の上昇が少なく、( 循環動態 )への影響が軽減される。

SIMVは、Window Time( 僕は、チャンスタイムと勝手に呼んでます ^^) という賢い機能がついているものもあります。これは賢い。呼吸回数を例えば6回に設定すると、1分間に6回ですから、10秒に一回Window Timeがやってきます。呼吸器によっても違うようですが、この10秒に1回めぐってくるそのときに(10秒のうち始めの40%の期間とか、最後の25%の期間とか)、自発呼吸を感知するとそれにあわせて強制換気をしてくれるようですね。それ以外の時期には強制換気はせず、その時間に自発呼吸がなければ送気してくれる。

まさに、上げ膳据え膳ですね・・・。

ちょっとややこしいのですが、SIMVは、日常的に使用すると思いますので時間がかかってもきっちりやっつけたいですね。まあ、実際は、私もそういえば怪しい部分はあります。一緒に頑張りましょう。

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2006/10/31 (Tue)

出直し看護塾の青柳です。

現在「呼吸療法」編が続いていますが、このチャンスに人工呼吸をどうにかしたいという方も多いはず。

そこで、人工呼吸について記載してある本をまとめました。お役立てください。

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